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2003年05月02日(金) 00時00分

“電波集団”、ついに岐阜県が撤去命令!応じる姿勢、今度はどこへ行く?ZAKZAK


道路沿いに設置されたパナウェーブ研究所の白い幕の内側を実況見分する岐阜県警 岐阜県八幡町と大和町境の林道を退去した白装束集団「パナウェーブ研究所」は2日午前、現地から北東25キロにある同県清見村の国道に車十数台を止め、車の周囲に白い布でついたてを作るなどした。県警は車を移動させるよう警告し、同日午後、道交法違反の疑いで実況見分に踏み切った。また、県は同日、道路法に基づき、ついたてなどを午後7時までに撤去するよう措置命令を発令。これに、集団は応じる姿勢を示した。

 集団は男女約50人。ワゴン車13台などを時速約10キロの低速で運転し、同日午前2時半ごろ、清見村の国道472号に縦列駐車した。

 メンバーは車の周囲にポールを立て、白い布を掛け、約2メートルのついたてを作ったほか、ガードレールや道路脇の立木数本も白い布で覆った。

 県警は集団に対し、車を移動させるよう警告。午後1時前、道交法違反と車庫法違反との疑いで実況見分を始めたほか、県もついたてなどを取り除くよう措置命令を出した。集団は「指導に従い、出ることは出る」と話しているが、行き先は明らかにしていない。

 清見村役場は1日夜、隣接する明宝村から「オタクんとこに行ったでよろしく」との報を受け、2日午前4時過ぎ、職員の半数に当たる約40人を緊急招集し、村内の全村道・林道の入り口約20カ所に2人ずつ職員を配置。道を完全封鎖し、集団が通過してくれることを祈っていた。

 だが、集団は来襲…。カタクリが自生する静かな村の上空にはヘリ数機が飛び交い、役場には村民から「いつ出ていくのか」との問い合わせが来ているという。

 一方、集団の移動先とみられる山梨県大泉村は2日午前、緊急会議を開き、3日に「パナウェーブ研究所対策村民会議」(議長・山田進村長)を設置することを決めた。住民らは「集団が来れば、村存亡の危機だ」と不安を募らせている。

ZAKZAK 2003/05/02

http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_05/2t2003050204.html

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