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2003年05月01日(木) 02時13分

「多忙」理由に捜査せず 詐欺破産の告訴で埼玉県警越谷署共同通信

 破産を装い債権回収を妨害したとして、千葉県松戸市の会社役員(61)が破産法違反(詐欺破産)容疑で知人男性(51)を埼玉県警越谷署に告訴したのに、同署が多忙を理由に2年間保留し、ほとんど捜査していなかったことが30日、明らかになった。
 同署は「不適切だった。早急に捜査する」としている。
 告訴状などによると、知人男性は2000年前後に株取引で約10億円の利益を得たが、浦和地裁(現さいたま地裁)越谷支部に虚偽の申請をし同年8月、破産宣告を受けた。役員が男性に貸した投資資金6650万円が回収できなくなったほか、金融会社などの債権8件、計約7億円が回収不能になったという。
 役員は詐欺破産に当たるとして同年10月、越谷署に告訴。刑事2課の担当者は受理を保留した。同署は昨年9月になってようやく告訴を受理したが、いまだに役員の告訴調書も取っておらず、代理人の弁護士は「被害者の感情を踏みにじる対応だ」と批判している。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030501-00000008-kyodo-soci

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