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2003年05月01日(木) 18時55分
電報で架空の「債権回収」、支払い請求にご用心−−県内全域で被害相次ぐ ／山形（毎日新聞）「債権調査会社」や「債権管理協会」を名乗る発信元から突然、「大至急ご連絡下さい。連絡がない場合は強制的に回収作業に移ります」という身に覚えのない電報が届く被害が、県内全域で相次いでいる。３月中旬から１２０件の相談が県消費生活センターに寄せられ、最上地方の２０代男性が５０万円を支払うなど２件の実害も出た。同センターによると、電報には「書類上の手続きを変更させていただきましたので、大至急ご連絡下さい」などと書かれ、携帯電話番号が記されている。５０万円を支払った男性は、記載された連絡先に電話したところ、「滞納している５０万円を指定する銀行口座に振り込め」と言われ、自分が把握している借金額とほぼ同額だったため、金を振り込んだという。 同センターは「絶対に電話しないこと。借金があるなら、借りた相手に直接聞いて確かめるべきだ」と、注意を呼び掛けている。【山根真紀】（毎日新聞） |