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2003年04月28日(月) 22時09分
情報開示で足並みそろわず ハンセン病の検証作業で（共同通信）ハンセン病患者に対する隔離政策や人権侵害の実態を調べるため、厚生労働省が第三者機関として設けた「ハンセン病問題に関する検証会議」が、情報開示をめぐって厚労省と足並みがそろわず、検証作業に支障を来していることが２８日、分かった。検証会議は、療養所に保存してある資料の開示を求めているが、厚労省が口頭での説明にとどめるよう指導しているため、必要な資料が開示されず、作業が進まないという。 同会議の金平輝子座長は「厚労省と（資料の開示をめぐって）見解が違うところがあるが（資料の開示を求めるやり方で）検証作業を進める。真相究明と再発防止策に取り組む」と話している。 検証会議は元患者や療養所の入所者、弁護士、ハンセン病の研究者らでつくられ、昨年１０月発足した。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030428-00000219-kyodo-soci |