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2003年04月28日(月) 00時00分
シークワーサー１００％果汁はウソだった製造販売業者７社に排除命令（ZAKZAK）シークワーサー果汁飲料 沖縄のかんきつ類「シークワーサー」だけを使用したと偽って果汁飲料を販売したとして、公正取引委員会は２８日、景品表示法違反（優良誤認）で、沖縄県名護市の名護パイナップルワイナリーや宜野湾市の沖縄フジジンなど県内の製造販売業者７社に排除命令を出した。 シークワーサーは血圧を下げたりがん細胞の増殖を抑制したりする成分を含むとの研究報告がある。業者は、仕入れ価格が安いフィリピン産などのかんきつ類「カラマンシー」の果汁が全部かほとんどなのに「沖縄特産 そのまま果実 シークワーサー 天然果汁１００％」などと表示。２００１年７月から今年２月にかけ、計約７７万本（７億円相当）を同県内外で売ったという。 内閣府沖縄総合事務局（那覇市）の遠藤孝史・公正取引室長は「消費者の健康志向に便乗しており、社会的影響は大きい」と話している。 ZAKZAK 2003/04/28 |