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2003年04月25日(金) 20時58分

カルテを誤り焼却、公文書は散乱 ずさんな扱い高知で相次ぐ産経新聞

 高知県で25日、患者100人分のカルテを県立病院が誤って焼却していたことが発覚した。高知市役所は同日、老人医療費の書類などを搬送中に路上に散乱させ、公文書のずさんな扱いが相次いであらわになった。

 個人情報保護法案が衆院の特別委員会で可決された当日の不手際に、担当者は「迷惑を掛け、申し訳ない」と平謝りしている。

 カルテが焼却されていたのは県立安芸病院(同県安芸市、町田健一院長)。2001年に眼科に入院した患者のカルテ100人分、107件を誤って焼却した。

 県病院局によると、今年1月末、院内の倉庫で廃棄書類を処分した際、一緒に保管していたカルテも誤って搬出、焼却した可能性が高いという。

 倉庫はカルテ保管専用だったが、廃棄書類もカルテも段ボール箱に入れて保管、明確に区別されていなかった。

 また25日午前9時半ごろ、高知市東石立町の路上で、市民の氏名や住所、受診した病院などが記載された老人医療費の履歴台帳など高知市役所の公文書が大量に散乱しているのを通行人が見つけ市役所に通報した。

 市保険医療課が調べたところ、保存期間を過ぎた文書を焼却処分にするため運搬中、トラックから一束が落ちたと判明。

 職員約60人が捜し回って約450枚を回収したが一束で何枚だったのかはっきりしない。同課は「ほぼ全部回収できたと思う」としている。

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