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2003年04月25日(金) 09時31分
広告業界、スパムメール対策推進（ZDNet）デジタルマーケティングの業界団体Email Service Provider Coalition（ESPC）は4月23日、電子メール広告業界の救済を目的に新たなスパム対策システムを推進すると発表した。この「Project Lumos」では、電子メール登録/認証システム確立のための設計図を提供する。ESPCにはDoubleClickやDigital Impactなど30社が加盟している。 このシステムの実装のためにはインターネットサービスプロバイダ（ISP）の緊密な協力が必要となる。大量の電子メールを送信する業者が同システムにアクセスするためには、認証されたアドレス情報を提供し、特定の慣行に従うことが求められる。 Project Lumosは中央レジストリに依存して電子メール送信者の登録、認証、追跡を行い、パフォーマンスの格付けを実施する。ISPがこのような手法を利用して質の高い電子メール送信者を特定するようになれば、スパム遮断を強化できるとESPCは説明している。小規模のメーリングリスト運営者もこのIDシステムにサインオンできるが、一度に数通の電子メールしか送信しないユーザーは登録の必要はない。（ZDNet） |