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2003年04月24日(木) 20時36分
海賊版ソフトをインターネットで販売 容疑の男を逮捕−−府警 ／京都（毎日新聞）インターネットオークションで海賊版ソフトを販売したとして、府警ハイテク犯罪対策室と城陽署は２３日、城陽市寺田東ノ口、無職、小出一成容疑者（２７）を著作権法違反（著作権侵害）容疑で逮捕した。小出容疑者は、ネット上でファイルを共有・交換できるソフト「ＷｉｎＭＸ」を悪用して元ソフトを入手し、海賊版を大量に製作。オークションなどで売っていたとみられる。府警によると、この手口の検挙は全国初という。 調べでは、小出容疑者は今年１月、「ジャストシステム」（徳島市）が著作権を持つワープロソフト「一太郎１２」と図形ソフト「花子１２」を違法にコピーしたＣＤ—Ｒ計３枚を、ネットオークションを通じて福岡県内の男性２人に計約６０００円で販売した疑い。府警は同日、小出容疑者の自宅から、発売前の映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」や音楽ソフトなどが入った違法ＣＤ—Ｒ約１２００枚を押収した。 業界でつくる「コンピュータソフトウェア著作権協会」（東京）は「ネットオークションで違法ソフトの販売が横行しており、管理者側もサイトをきちんとチェックする必要がある」と話している。 【野上哲】（毎日新聞） |