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2003年04月24日(木) 20時28分
「検察の重大な怠慢だ」 論告に不満ぶちまける（共同通信）「犯罪事実の立証をせず、被害者や遺族の感情ばかり。これではただの復しゅう劇だ」。松本智津夫被告（４８）の弁護団は２４日、死刑求刑後に記者会見し、検察側論告への不満をぶちまけた。弁護士会館（東京）での会見には弁護士３人が出席。渡辺脩団長は「なぜこんな犯罪が行われたのか、（審理に）７年も時間をかけて全く究明できていない。中身のない論告で、検察の重大な怠慢だ」と厳しい口調でまくしたて「あきれ果てた」と何度も口にした。 ２０００年ごろから、法廷でほとんど発言しなくなった松本被告。閉廷後に弁護団の１人が短く声を掛けたが、渡辺団長は「中身はノーコメント。意思疎通ができるように最大限努力する」と話した。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030424-00000207-kyodo-soci |