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2003年04月24日(木) 16時36分

オウム真理教の松本智津夫被告に死刑求刑読売新聞

 地下鉄、松本両サリン、坂本堤弁護士一家殺害など13事件で、殺人罪などに問われたオウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫被告(48)の論告求刑公判が24日、東京地裁(小川正持裁判長)であり、検察側は午後4時20分、同被告に死刑を求刑した。

 一連の教団事件で、死刑求刑は13人目。弁護側は10月30、31日に最終弁論を行い、判決は来年3月ごろまでに言い渡される見通し。

 検察側は論告でまず、松本被告の犯罪的な行為は1988年、死亡した信者を違法に焼却したことから始まった、と指摘。90年の衆院選に立候補して惨敗したのをきっかけに、「自己が絶対者として君臨する専制国家」の建設を企て、教団の武装化に向かったと分析した。

 その上で、松本被告を「13事件の首謀者」と位置付け、同被告の「弟子が勝手にやったこと」との無罪主張について、「刑事責任を免れるための虚偽だ」と批判した。

 さらに、検察側は、死者19人に上る地下鉄、松本両サリン事件は「国民に永久に消し去ることのできない衝撃と恐怖を植え付けた、犯罪史上最も凶悪な犯行」だったと断定。坂本堤弁護士一家殺害事件についても、「司法秩序の根幹を揺るがしかねない許すべからざる犯行」と非難し、13事件いずれについても動機に酌量の余地はないとした。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030424-00000006-yom-soci

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