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2003年04月22日(火) 09時38分
米大企業、オンライン広告予算拡大の傾向（ZDNet）米McDonald'sはこのほど、デジタルマーケティングに充てる予算を増額する計画を明らかにした。テレビCMに費やしている多額の広告費を削ってこれに充てる公算が高い。同社は米国の広告主上位20社に入っており、テレビよりもコンピュータに親しむ顧客が増えていることに対応し、特に若い世代にアピールする狙いがあると説明している。米国では大手広告主がWebへの傾倒を強める動きが相次いでいる。Nielsen//NetRatingsによれば、2002年のオンライン広告主上位20社のうち、Fortune 500企業はAmazon.com、Estee Lauder、SBC Communications、General Motors、Barnes & Nobleなど半数を占めた。これは2000年の約2社から大きな伸びとなっている。 米Coca-Cola社長のSteven Heyer氏は先に、電子メディアの採用も含め、新しく創造的な手法の広告に投資することを検討していると表明。American Airlinesはオンライン広告予算を昨年の6％から今年は9％に増額することを検討していると、同社の計画に詳しい筋は伝えている。 世界トップクラスの企業が広告予算の小規模な変更を行うだけで、存続の危機にさらされている場合も多いオンラインパブリッシャーには数十億ドル規模の収益がもたらされる可能性がある。（ZDNet） |