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2003年04月21日(月) 18時54分
０２年度の消費者苦情、６２１７件と倍増−−仙台市消費生活センター ／宮城（毎日新聞）◇出会い系サイトなど、６割が若者仙台市消費生活センターに寄せられた０２年度の苦情相談は６２１７件に上り、前年度の２倍にも達したことが分かった。３０代以下の若い世代が全体の約６割を占め、内容別では「オンライン等関連サービス」が１２６３件でトップ。身に覚えのない出会い系サイトの利用料金請求を受けたケースが多く、同センターは「悪質業者の手口が巧妙化している」と、一層の注意を呼びかけている。 同センターによると、「オンライン等関連サービス」の１２６３件は、前年度に比べ約４倍という大幅増。内容別の２位は不法融資などの「金融」４９４件、３位はインターネット接続料金などの「電話サービス」１６９件と続く。世代別では２０代以下が３６・２％と最も多く、３０代（２４・７％）、４０代（１３・３％）だった。 同センターでは０２年度、電話回線を２回線から６回線に増やして対応。０３年度は相談員を７人から８人に増員しているが、こうした事例の増加を踏まえ「条例見直しなど、消費者の被害を防ぐ方策を検討していきたい」と話している。【高橋昌紀】（毎日新聞） |