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2003年04月19日(土) 15時09分

大分産とシイタケ偽装の疑い 虚偽表示で業者捜索 大分県警西日本新聞

 大分県警生活保安課などは十九日、中国産干しシイタケを国産と偽って販売したとして、不正競争防止法違反(産地虚偽表示)の疑いで、同県杵築市本庄、干しシイタケ販売業「藤徳商店」(工藤壮一郎代表)と、同県別府市石垣東、同「ゴトー物産」(後藤文和代表)の事務所など四カ所を捜索した。

 調べでは、藤徳商店は昨年十月ごろ、国産と中国産の干しシイタケを混ぜた商品や中国産干しシイタケしか詰めていない商品の表示ラベルに、「国産(大分産)」などと表示し、産地を偽って北九州市や同県別府市の食品会社に販売した疑い。同社に干しシイタケ製品を製造委託していたゴトー物産は、偽装商品と知りながら同県内の土産物店などに卸していた疑い。

 工藤代表は県警の事情聴取に対し「国産シイタケの仕入れ相場が上がったため、販売価格を維持しようと安い中国産を混入した」などと容疑を認めているという。

 両社の偽装表示は、大分県の検査で、仕入れ量の約三倍の「国産品」が販売されていたことから発覚。同県は三月、日本農林規格(JAS)法などに基づいて、両社の社名を公表するとともに、適正表示を指示していた。干しシイタケの産地偽装による社名公表は全国初だった。(西日本新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030419-00000075-nnp-kyu

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