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2003年04月19日(土) 00時00分

「光脱毛」摘発、業界に波紋 協会、安全基準作り急ぐ 東京新聞

 皮膚に光線をあてる脱毛施術(光脱毛)で客にやけどをさせたとして、医師法違反容疑などでエステティックサロンが摘発される事件が昨年から相次ぎ、業界に波紋を広げている。

 光脱毛は法的な規制がないまま全国のエステサロンに広まった。二〇〇一年十一月に厚生労働省が、毛乳頭(毛根の先端に近い発毛組織)を破壊する強い光線の照射は医師でなければ行えないとの見解を示したが、これまでに全国で数千台の機器が出回っているともいわれる。一方で、国民生活センターには「レーザー脱毛で皮膚が黒ずんだ」「足に網状のやけどができた」といった被害相談が寄せられている。

 日本エステティック業協会(東京)は、独自の安全基準を満たした店舗への「マル適マーク」の普及や従業員教育を進めているが、エステサロンには公的な資格や営業許可が必要ないこともあって、にわか仕込みのエステティシャンに施術させるような悪質な業者の参入が絶えないという。警視庁がレーザー脱毛機器で客にやけどをさせた東京都港区の業者を全国で初めて医師法違反容疑で逮捕したのは昨年七月。十一月には大分県警が県内の業者を書類送検。今年三月には東京都町田市のエステサロンの経営者ら五人が逮捕された。

 医師や業界などで構成する日本エステティック研究財団も、光脱毛機器の安全性について実験や調査をしているが、結論は出ていない。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20030419/eve_____sya_____003.shtml

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