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2003年04月18日(金) 08時30分

9件の類似ケース、横手市幹部への脅迫文送付/国や県の職員にも秋田魁新報

 信用調査を装って「秘密を守る代わりに口座に金を振り込め」と脅迫する文書が横手市役所の複数の職員に届いた問題で、先月から今月にかけて、県内の他の市役所や県、国の職員にも類似した封書が届いていたことが、17日分かった。県警は「弱みを握ったと見せ掛けて封書を送り付け、金をだまし取ろうとする悪質な手口だ。間違っても支払わないように」と注意を呼び掛けている。

 県警や秋田魁新報社の調べでは、同日までに脅迫文書が送り付けられていたのは、鹿角、大館、秋田、本荘、湯沢の各市役所や県鹿角地域振興局、仙台食糧事務所秋田事務所の職員で計9人。建設や土木担当の管理職に送り付けられたケースが多かった。

 同事務所や本荘市役所の職員には「内部告発書が届いた。細部にわたる内務調査を行い、すべてを掌握した。スキャンダルが表面化すれば社会的信用も完全に失墜し、家庭の崩壊も当然の成り行き。30万円の入金により、本件を完全に秘守する」などと書かれた同一の文書が職場に届いた。

 いずれも振込先は大阪市西成区の信用金庫支店の口座で、封筒には淀川郵便局の消印が押されていた。文末は「告発者と念書を交わしておりますのでご安心下さい。差出人は匿名ですのでよろしく」と結んでいた。

 本荘市役所は、封書を受け取った職員からの連絡を受け、他の職員に注意を呼び掛けたほか、中仙町役場では18日、横手市と類似した封書が届いていないかどうかを全職員に確認する予定。

 県内では今月14、15の両日にも、利用した覚えのない有料情報サービスの電話料金などを請求する架空の封書が届くケースが相次いでいる。

http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20030418a

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