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2003年04月18日(金) 21時01分

金融業者の取り立て、年々悪質化 福知山市の相談会 丸2年京都新聞

 消費者金融などの負債者を支援するため、弁護士や司法書士らでつくる「平安の会」(京都市中京区)が京都府福知山市で相談会を始めてから、4月で丸2年を迎えた。京都府北部ではこれまで、違法金利による過払い金約1000万円を取り戻したが、業者の取り立ては年々悪質化している、として注意を呼びかけている。

 同会は1997年に京都市内で設立した。個人や自営業者らの幅広い借金問題について解決策を探っている。2001年4月からは京都市以外では府内で唯一、福知山市に司法書士らを派遣し、ほぼ毎月、府北部の住民を対象に相談会を開いている。

 同会によると、毎回十数人の来場があり、実際にあった事例として、弔電を使って返済を催促する▽勤務先までしつこく電話をかける−など取り立てが悪質化している。

 利息制限法の上限金利を超える取り立てについては、過去2年間で不当利得の返還訴訟を約20件起こした。判決までに和解するケースが多く、1件で100万円の返還に応じた消費者金融会社もあった、という。

 次回の相談会は、22日午後6時半−9時、福知山市昭和新町の中丹勤労者福祉会館で行う。

(京都新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030418-00000052-kyt-kin

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