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2003年04月17日(木) 20時18分

24時間医療などパンフで誇大広告 公取、老人ホーム業者に排除命令 /静岡毎日新聞

 ◇東伊豆と三島の2社に対して
 公正取引委員会は16日、施設紹介パンフレットなどに実態とは異なる介護・医療サービスを掲載していたして、東伊豆町の伊豆ヘルス・ケアマンションを経営する「伊豆ヘルス・ケア」と、三島市のサンリッチ三島を経営する「サンリッチ三島」の老人ホーム会社2社の事業者に対し、景品表示法違反(優良誤認など)で排除命令を行った。誤った掲載だと公表したうえで、改善措置を講じ、その結果を入所者に伝えるよう命じている。老人ホーム事業者に排除命令をするのは初めて。
 公取によると、伊豆ヘルス・ケアは、医療体制について、あたかも、隣接する協力医療機関が入居者のため24時間制をとっているかのように表示していたが、実際は、日曜、休日は休診で、診療日は午前9時から正午まで。また看護職員を1人常勤させているかのように表示していたが、看護職員は配置せず、協力医療機関の准看護師が看護。サンリッチ三島は、一般居室から介護居室の利用を別途料金なく利用できるかのように表示していたが、実際は、個室は1カ月3万円だった。
 伊豆ヘルス・ケアは「厳しい命令だが、厳粛に受け止めて是正を行いたい」と話している。
 サンリッチ三島は「指摘があったので、これから誤認されないような表示に変更したい」と言っている。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030417-00000005-mai-l22

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