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2003年04月16日(水) 00時00分
政府の個人情報保護法案 カー・携帯ナビ利用者にも適用 （東京新聞）政府の個人情報保護法案が成立した場合、カーナビゲーションシステムや携帯電話を使ったナビシステムの利用者は「個人情報取扱事業者」として同法の適用対象になることが１５日、衆院個人情報保護特別委員会で明らかになった。政府は従来、五千件以上の個人データ保有者に同法を適用すると説明。不適正な情報収集などをしたとみなされた場合、処分を受けることもある。 保坂展人委員（社民）の質問に政府側は「五千人程度の個人データがカーナビに蓄積されていれば、取扱事業者（適用対象者）になる」と回答。携帯電話のナビシステムの反復、継続的利用者も適用対象になり得るとの考えを示した。利用目的が営利か非営利かは無関係という。 また、自分で五千件のデータを保有していなくても、端末から五千件のデータベースに反復、継続的にアクセスする人は適用対象なのかとの質問に対し、政府側はコンピューターネットワークが複数データベースで構築されていると指摘。一個のデータベースが五千件未満でも、連結して五千件以上であれば適用対象になるとした。 質疑後、保坂委員は「インターネットやカーナビ利用者は、みんな政府の監督対象になってしまう」と語った。 http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20030416/mng_____sei_____002.shtml |