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2003年04月15日(火) 17時35分

「出会い系サイト」にアクセス制限〜各キャリアが打ち出すZDNet

 KDDIとツーカーグループは4月15日、「出会い系サイト」を巡る問題に対応するため、EZwebサイトへのアクセスを制限できる機能を導入すると発表した。時期は2003年秋から。ツーカーグループは2004年以降の導入予定。

 出会い系サイトを巡っては、近年、未成年が巻き込まれる犯罪が続発しており、警察庁が法的規制なども検討している。通信キャリアは、ユーザーが安心してサイトにアクセスできるようにするため、各社ともサイトへのアクセス制限を検討していた。

●キャリアによって異なる制限範囲

 EZwebサイトへのアクセス制限法は、各キャリアの中で最も厳しい。auが運営するサイトの一部のみにアクセスを許可するもので、「auからのお知らせ」や「EZリスト」など極めて限られる。KDDIは「auが提供しているものでないと、管理できないため」と説明している。

 アクセス制限の申し込みは、電話や書面で行え、契約者が未成年の場合、保護者からの申し込みも受け付ける。利用料金は無料。

 8月にWebアクセスを制限できる機能の導入を予定しているNTTドコモの場合、制限範囲が異なる。公式サイト一般も閲覧を可とし、制限は一般サイトに限る。

 「公式サイトは公序良俗に関するチェックを行っており、健全なネットサービスだ。だからこうした対応が取れる」とドコモ。対するKDDIは、公式サイトに対する公序良俗のチェックは行っているとするが、「ドコモの言う公式サイトとはカテゴリが異なる」と話す。

 J-フォンは、より利便性を考慮した制限を検討中だ。「非公式サイトの閲覧にパスワードを必要とする」など、携帯自体に新たな機能を入れる方法や、「アダルト系を排除して一切検索できないようにする、独自の検索エンジンを用意する」方法を予定している。同社によると、運用方法などは未定だが、今年度下期の導入を目指している。

 なお、アクセス制限が、一般サイトを中心としたモバイルビジネスへもたらす影響については「申し込みをした人が、任意で規制をかける。モバイルビジネスへの影響はないと考えている」(ドコモ)としている。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030415-00000029-zdn-sci

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