悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年04月12日(土) 00時00分
不審電話に「ご用心を」（朝日新聞・）阪神間の小学生の自宅に、学校の教職員やＰＴＡ役員などをかたる不審な電話が相次いでいる。同級生の名前や連絡先を聞き出そうと「急に連絡がとりたいが名簿が見当たらない」などと話す手口で、電話を受けた保護者や子どもが教えてしまうケースもあるという。学校や教育委員会は、名簿収集を目的にしているとみて注意を呼びかけている。三田市を含む阪神間７市１町の生徒指導担当の教員などでつくる阪神公立小学校生徒指導連絡協議会が３月、実態をまとめて公表した。 相手が聞き出そうとするのは、子どもの住所や名前、電話番号など。「月曜日の３時からの保護者会に必要なので」「台風なので休校の連絡をしないといけない」など、理由が具体的で巧妙なものもある。実際にクラスに在籍している子どもの名前を挙げて「父親だが、妻が危篤なのに息子が帰ってこない。友達に連絡をとりたい」と話すケースもあった。最近は、暴力団員をかたって脅したり、女性が優しい口調で聞き出したりする例も増えているという。 こうした電話は数年前から頻繁になり、昨年度は８市町で家庭から学校に報告があっただけで２７８件に上った。各学校は卒業アルバムから名簿を外したり、各家庭に配布する連絡網をクラス全体分ではなく同じ町内に住む同級生分に限るなど対策をとっている。 同協議会では「担任教諭や養護教諭、教頭以外の教師や市役所から保護者宅に直接電話することはない。注意してほしい」としている。 |
| （4/12） |