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2003年04月12日(土) 15時21分

<無洗米>統一基準で表示の適正化へ 濁り具合で判定 食糧庁毎日新聞

 とがずに炊けるとして消費が急増している「無洗米」について、定義があいまいで品質にばらつきもあるため、食糧庁は12日、統一基準を設けて表示の適正化を図る方針を明らかにした。現在は精米業者や関連団体が独自基準で製造・販売し、消費者には分かりにくい。新たに無洗米を水に浸した時の濁り具合(濁度)について、数値基準を設ける方向で調整する。

 現在は「日本精米工業会」(300社)と「全国無洗米協会」(74社)がそれぞれ独自に認証マークを設けており、濁度の測定方法や基準が異なっている。また、加盟社以外でも独自基準の製品が出回っており、中には普通の米と同様に洗米が必要な無洗米もあるという。

 このため食糧庁は基準を統一したうえで、表示適正化のため認定品にJAS(日本農林規格)マークをつけたり、基準外のものは「無洗米」の表示を原則禁止するなどの対策を検討している。早ければ夏ごろまでに具体的な基準と手法を詰め、農水省の調査会に諮問する。 【上田宏明】

 無洗米

 家庭で米をとぐのは表面の「ぬか」を洗い流すためだが、精米所の段階で「ぬか」を除去してある。利便性だけでなく、とぎ汁による湖川の富栄養化など水質への影響が小さい点が評価され、消費量は97年の8.9万トンから02年は57.6万トンに急増。小売り販売される精米の1割前後を占めている。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030412-00001067-mai-bus_all

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