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2003年04月09日(水) 15時09分
偽ブランド品輸入差し止め、小口化で件数急増（日経新聞）財務省は９日、「2002年の知的財産権侵害疑義物品の輸入差止状況」を公表した。これによると偽ブランド品など知的財産権侵害の疑いがある輸入品の差し止め件数は前年比2.5倍の6978件と急増した。ただ点数は1.7％減の99万2908点にとどまった。財務省では、偽ブランド品を輸送する手段として国際郵便を使い、小口化して一度に摘発される品数を抑えようとするケースが増えたためと分析している。 地域別では、韓国からの輸入品差し止め件数が最も多く5334件で全体の76.4％を占めた。増加率でも前年比2.5倍に達した。これに中国（552件）、香港（476件）と続く。 差し止め全体のうち、件数ベースでは、ほとんどが偽ブランド品など商標権の侵害に関するもので、前年比2.5倍の6859件に達した。点数ベースでも商標権は2.5倍の61万1100点で全体の60.5％を占めた。 (15:36) http://www.nikkei.co.jp/news/main/20030409AT3K0903709042003.html |