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2003年04月08日(火) 00時00分

仙台市消費生活センター 開所日増効果で相談件数2倍河北新報

 仙台市消費生活センターは8日、2002年度にあった相談や苦情の状況をまとめた。02年度は開所日を増やすなどの機能強化に取り組んだこともあり、寄せられた苦情や相談は01年度(3100件)の2倍に当たる約6200件に上った。

 センターによると、苦情や相談の内訳は、携帯電話を使った出会い系サイトの利用料などをめぐる「オンライン等関連サービス」が約1300件と最も多く、全体の約2割を占めた。以下、「消費者金融」約500件、アパート退去時の敷金問題を中心にした「不動産貸借」約170件—などと続いた。

 特に「オンライン等関連サービス」は01年(290件)の4倍以上、「消費者金融」も160件から3倍以上に増えた。
 年代別では10代と20代の件数が全体の36%を占めて最も多く、30代は25%、40代は13%—だった。

 仙台市消費生活センターに寄せられる苦情や相談はここ数年、急増している。1997年度までは年間千数百件だったが、98年度に2000件を突破。2001年度は3100件に上った。

 このため同センターは02年度、消費生活専門相談員を6人から7人へ、職員を6人から12人に増やす一方、週6日だった開所日を年末年始以外は毎日、相談に応じる態勢に整えた。センターは03年度、専門相談員をさらに1人増やしており、より充実した相談活動に取り組む方針だ。

 仙台市消費生活センターは「悪質事業者のやり方は巧妙化している。ホームページで素早く情報提供したり、若者にリーフレットを配布したりして消費者被害の未然防止に努めたい」と話している。

http://www.kahoku.co.jp/news/2003/04/20030409t15032.htm

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