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2003年04月07日(月) 14時53分
「俳句流用」でスパム業者提訴（ZDNet）スパム対策会社Habeasがスパム業者を相手取り、スパム防止のための「俳句」を許可なく流用されたとして訴訟を起こした。Habeasは、スパム防止の新手法として商標登録した俳句を電子メールのヘッダに挿入している。問題のないメールが受信者に届くよう、この俳句によって、そのメッセージがスパムでないということをスパムフィルタに認識させる。同社の俳句は、スパム対策フィルタやSpam Assassin、AOL、Junoといった各社の技術に認識されている。 Habeasは昨年8月の立ち上げの段階で、自社の俳句の利用のされ方を注意深く監視すると約束、同社の商標権と著作権を侵害した相手は提訴すると警告していた。 この言葉通りHabeasはこのほど、一部インターネットマーケティング業者が自社の商標権を侵害し、契約に違反したとして、カリフォルニア州サンノゼの連邦裁判所に2件の訴訟を起こした。 このうち1件は、金融サービスマーケティング会社Intermark Mediaと子会社のAvalendを被告として、両社がメッセージを通過させるためにHabeasのマークを利用したと主張。もう1件は、Dale Heller氏とHeller氏の電子メールに広告を掲載している複数企業が契約に違反してHabeasのマークをスパムメールに添付したと訴えている。（ZDNet） |