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2003年04月05日(土) 02時19分
「広告で損害」提訴 ＡＦＮ詐欺被害者ら 出版２社に賠償請求（西日本新聞）投資仲介会社「エンジェルファンドネットワークコーポレーション（ＡＦＮ）」日本支社（破産）の詐欺事件に絡み、広告を信用して投資したため損害を被ったとして、福岡県内を含む全国の投資家約五十人が四日、情報誌の発行元の「ぎょうせい」（東京）と「サクセスマーケティング」（同）の二社に対し、計約一億五千万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。訴えによると、両社は一九九八—九九年、それぞれ月刊誌「フォーブス」「ビジネスチャンス」でＡＦＮの広告を掲載。取材形式などで「短期間で高収入を確保」などと宣伝していた。両誌を見て投資した原告らの被害総額は計約九億五千万円。原告側は「広告内容が真実ではなく、読者に損害が発生することを予測しながら掲載誌を販売した」と主張している。 両社は「コメントできない」としている。 一方、同様にＡＦＮの広告を雑誌に掲載したプレジデント社（東京）は同日までに、千三百万円を支払うことで被害弁護団と和解。 同社は「被害者を生む結果となり、広告掲載に対する社の姿勢を表した」としている。（西日本新聞） |