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2003年04月04日(金) 15時03分

【郵便局こう変わる】(3)“激戦”の小包配達が充実産経新聞

 郵政公社誕生と同時に郵便事業への民間参入を条件付きで認める信書便法が施行され、公社と民間企業との競争が本格化する。とくに激しい競争が予想されるのは小包の配達。民間の宅配便が強く郵便局のシェアは6%に満たない。このため公社が今後、力を入れるのが重さ二十キロまでの小包を配送する「ゆうパック」。なかでも売り物が、近く始まる全国一律五百円で送れるA4判サイズの小型小包「EXPACK500」だ。

 A4判サイズの書類やカタログを折り曲げずに入れられるボール紙の専用封筒で、郵便局やコンビニなどで購入でき、必要事項を書き込めばポストに投函(とうかん)できる。

 また品物の保管、電話での受注、梱包(こんぽう)、発送という一連の業務を、三井倉庫と一緒に受託することも決めた。通信販売業者に対する利便性を高めていくためで、公社は今後も提携先を広げていく方針。

 小包配達については、こうした体制の整備に加え内容の充実も図っている。例えば根強い人気の「ふるさと小包」。韓国の郵政庁とインターネットで連携、国際郵便料金を上乗せした程度の価格で、キムチや朝鮮ニンジンなど韓国版ふるさと小包を日本語で注文できる。

 一方で、消えたサービスもある。平成元年から切手やはがき購入に使われていたプリペイドカード「ふみカード」の販売が中止され、郵便ネットワークとファクシミリを組み合わせた「国際電子郵便」も廃止された。

 これ以外でも、「小包はがき」や「絵入り郵便書簡」が廃止され「はあとめーる」「さくらめーる」「国際絵入りはがき」「ふるさと絵はがき」などの発行も停止された。

http://www.sankei.co.jp/news/030404/0404kei055.htm

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