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2003年04月03日(木) 22時20分

【郵便局こう変わる】(1) 翌日配達、600キロ圏内に拡大産経新聞

 日本郵政公社が一日、発足した。郵便事業は民間経営手法を取り入れた公社の発足で改革が進む。では郵便局の仕事はどう変わっていくのか。

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 現在、全国にある郵便局は約二万四千七百カ所、郵便ポストは約十八万本ある。効率向上が命題とはいえ、公社には離島・僻(へき)地(ち)などの拠点維持が法律で義務付けられているため、郵便局数が当面は減ることはない。

 公社に変わってサービス改善の柱となるのが「配達サービス」だ。現在の配達時間は午後八時まで。だが、午後七時ごろまでに再配達を依頼すれば午後九時までの配達が可能となる。再配達の依頼もインターネットやファクスで二十四時間受け付ける。

 また、翌日の配達地域も拡大される。郵便小包の場合、午後七時までに預かったものであれば、一千キロ圏内(従来は六百−八百キロ圏内)を条件に翌日に届く。また手紙やはがきの到着範囲は、現在の二百−三百キロ圏内が四百−六百キロ圏内に拡大された。

 このほか、営業時間が限られている郵便局を補完するために、コンビニとの提携が進む。すでに全国のローソンには郵便ポスト設置を完了。不在の場合の受け取り場所としても利用できるサービスをエーエム・ピーエム(am/pm)とでも試行中で、不在の場合はコンビニで荷物を受け取るという通知を出しておけば、会社帰りにピックアップすることも可能。将来的には、小包の取り次ぎや保険のような金融商品の販売も検討中。郵便局の利便性はぐんと拡大することになりそうだ。

http://www.sankei.co.jp/news/030403/0403kei029.htm

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