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2003年04月01日(火) 00時00分

返済迫る「お悔やみ」電報急増 注意呼びかけ信濃毎日新聞

 身に覚えがない借金の返済を「お悔やみ」などとした電報で迫られた—との相談が、県内四カ所の消費生活センターに相次いでいる。各センターは「身に覚えのない請求は無視するように」と注意を呼びかけている。

 県生活文化課によると、各センターの相談件数は三十一日現在、松本二十件、飯田八件、上田五件、長野四件。同課にも四件あり、計四十一件に上る。松本消費生活センターによると、相談は二十六日ごろから急増したという。

 請求は、「お悔やみ」と書かれた電報や慶弔電報として漆塗りの木箱に入れられたもの、普通の電報など。「私どもの取り立ては、手段も選ばず、執行致します。払う意志のない場合、強制的に回収させていただきます」として、具体的な金額や返済方法などを問い合わせるよう迫ったり、「大至急ご連絡ください」との一文と携帯電話番号のみが書かれたりしている。

 指定の番号に電話し、「早く返金しろ。身内や近所に迷惑がかかるぞ」などと脅されたケースも。消費者金融に借金をしているという松本市内の相談者の場合は、自宅に「債権を譲渡された」との電報が届き、男性が債権者に確認すると「そんなことはしていないので無視してほしい」と言われたという。小県郡内の男性には、電報の送り主と見られる会社から固定電話にも返済を迫る電話があったという。

 同課は「何が目的か分からず不気味で恐怖感を与え悪質だ。身に覚えがなければ完全に無視し、脅されるようなケースは相談してほしい」と話している。

http://www.shinmai.co.jp/news/2003/04/01/011.htm

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