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2003年03月29日(土) 18時52分

県、BSEの全頭検査を開始−−来月から生後24カ月以上の死亡牛 /山形毎日新聞

 県は4月から、生後24カ月以上の死亡牛について、BSE(牛海綿状脳症)の全頭検査を始める。食肉加工されるすべての牛は01年10月からBSE検査を実施しているが、死亡牛は食用ではないため検査の対象ではなかった。県畜産室は「死亡牛の検査により、BSEのデータをより詳しく把握できる。さらに安全・安心な牛肉を提供できる」としている。
 同室によると、県内で1年間に死亡する生後24カ月以上の牛は約1400頭。死亡牛は食肉加工される牛とは違い、BSEが疑われる症状がみられない場合は検査されることはなく、化製場で肉骨粉に加工し焼却処分されている。
 死亡牛の全頭検査は、BSE対策特別措置法で定められたもの。県は、県畜産協会が4月1日から業務を始める山形市中野の「家畜死体保冷保管施設」(収容能力32頭)の建設にあたり、総工費1億4000万円のうち、7500万円を補助した。
 今後、県内の死亡牛をいったん同施設に搬入したうえで、県中央家畜保健衛生所で週2〜4回のペースでエライザ法によるBSE検査を実施。エライザ法で陽性の場合は、茨城県つくば市の動物衛生研究所で確定検査を行う。
 最終的に陽性となった死亡牛は、県中央家畜保健衛生所で焼却処分されることになる。【太田誠一】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030329-00000004-mai-l06

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