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2003年03月28日(金) 21時20分
ネット風説流布で略式命令 証券監視委初告発の男性（共同通信）電子メールで企業の虚偽情報を流したとして広島区検は２８日、証券取引法違反罪（風説の流布など）で広島市佐伯区千同、無職山本宏哉さん（２３）を略式起訴。広島簡裁は同日、罰金３０万円、追徴金３６万６０００円の略式命令を出し、山本さんは即日、仮納付した。広島地検によると、インターネットによる風説流布の処罰は初めて。 起訴状などによると、山本さんは証券取引市場ナスダック・ジャパン（現ヘラクレス）に上場していたソフトウエア会社の株価を変動させ利益を得ようと計画。会員を募り、同社株を購入するよう働き掛けて昨年３月１１日、会員６２人に「悪い材料が判明した」などと虚偽情報を電子メールで流し「あすの寄り付きで株を売ってください」と指示するなどした。 山本さんは株価が上がったところで保有する１０数株を売り抜け、数十万円の利益を得ていた。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030328-00000226-kyodo-soci |