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2003年03月26日(水) 03時09分

「サイゼリヤ」、客のおう吐でミートボール提供中止読売新聞

 大手ファミリーレストラン「サイゼリヤ」(本社・埼玉県吉川市)の鴻巣店(同県鴻巣市)で今月23日に食事をした夫婦が、手足のしびれやおう吐などを訴えて一時入院したことがわかった。子ども向け料理の輸入ミートボールが原因の可能性があり、鴻巣保健所などで詳しく調べている。

 同社は今月13日に京都府内の店でも同じ料理で苦情を受けていたが、全国600以上の全店での提供中止は25日午後になってからだった。

 関係者によると、埼玉県深谷市内の会社員男性(21)と妻(20)が鴻巣店で、長女(1)のために注文した料理のミートボールの中にグリーンピース大の白い塊を見つけた。2人で味見したところ、舌先にしびれが残り、その後、発熱などの症状も出た。医師は「薬物中毒に近い症状」として、検査を継続中という。京都府八幡市の八幡戸津中代店での苦情は「ミートボールに白い異物が入っていて苦い」というものだった。

 同社は京都の店で残った白い塊の分析を進めてきたが、材料を結着させる成分のポリリン酸ナトリウムが混ざらずに固まったものだった可能性が高いとみている。鴻巣保健所によると、この成分は食品添加物として認可されており、微量の摂取なら問題はないという。

 ミートボールは国内の食品専門商社がオーストラリアのメーカーから輸入していた。

 サイゼリヤの塩崎興・品質保証部長は一連の対応について「分析に時間がかかり、対応策を考えられなかった。社内の連絡の遅れもあって後手に回った」と話している。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030326-00000201-yom-soci

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