悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2003年03月26日(水) 15時10分

<飲食接待>暴力団系総会屋に約20年繰り返す 凸版印刷 毎日新聞

 東証1部上場の印刷会社、凸版印刷(東京都千代田区)の足立直樹社長が26日記者会見し、同社取締役2人が約20年にわたって指定暴力団住吉会系の総会屋(61)に、ゴルフや飲食接待などを繰り返していたことを明らかにした。また、子会社の凸版製本内に本社を置く製本作業会社が、この総会屋に約20年以上にわたり給料名目で現金を提供していたことも併せて明らかにした。

 足立社長は「深く反省し、謹んでおわびします。今後は反社会的勢力との関係を断ち、法令遵守に努めていきたい」と謝罪。取締役2人は24日付で辞任し、凸版製本に製本作業会社との取引をやめさせたことを発表した。

 同社の説明によると、当時の上司から引き継ぎを受けた取締役2人は84年ごろから接待を始め、年間数回のゴルフや飲食接待のほか、提供した携帯電話の料金を負担したり、商品券を渡していたという。

 総会屋は凸版株を昨年9月末現在で約1万7000株所有。75年ごろから98年まで「与党総会屋」として株主総会に出席していたという。警視庁によると総会屋は住吉会音羽一家系の右翼団体の相談役も務めている。

 また、同社関係者などによると、凸版製本から業務を受注している製本作業会社は80年ごろから総会屋に給料として年間六百数十万円の現金を提供していた。支払いは今年2月まで続き、約20年間で1億円以上が支払われたが、勤務実態はまったくなかったという。 【立山清也】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030326-00001076-mai-soci

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ