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2003年03月25日(火) 15時09分

iモードで迷惑メール大量送信の業者に賠償命令朝日新聞

 iモード利用者に大量の「迷惑メール」を送信する不法行為によって本来必要のないメール処理業務が発生したとして、NTTドコモが、東京都内のインターネットサービス会社に損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、東京地裁であった。藤原俊二裁判官は、迷惑メールの損害額について「大量のあて先不明メールが送信された場合には、正常なメールがあった場合と同じ課金をし得る」と初めての判断を示し、業者側に請求通り656万円の支払いを命じた。

 迷惑メールでドコモが業者を訴えた初めての裁判。iモードのメールは受信者から通信料を徴収するため、あて先不明の場合には課金できない仕組みになっている。

 判決によると、この業者は02年4月から50日間にわたり、あて先不明のメール約405万通を送信した。ドコモが6月上旬に文書で送信の中止を警告したところ、業者は発信するアドレスを変えてメールを送り続けた。

 業者側は、「所定の固定額を支払えば足りる」と主張したが、判決は「それは契約通りの利用がなされた場合のことだ」と退けた。(03/25 15:08)

http://www.asahi.com/national/update/0325/008.html

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