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2003年03月21日(金) 12時12分
ネットで在外邦人の安否確認システム 通信総合研究所（朝日新聞）情報通信分野で唯一の公的研究機関である、独立行政法人・通信総合研究所は２０日、イラク戦争を機に、中東地域をはじめ世界各地の在外邦人の安否情報をインターネットを使って誰でも確認できる登録検索（ＩＡＡ）システムの運用を始めた。 在外邦人ら安否を知らせたい本人が、ＩＡＡシステムのインターネットサイトに一定の書式で名前、現在いる場所などのほか生存、軽傷、重傷など状況を書き込む。安否を知りたい家族や知人はサイトにアクセスし名前などで本人を検索すると、安否情報を知ることができる。 ＩＡＡシステムは阪神淡路大震災をきっかけに開発に着手した実験システム。例年９月１日と１月１７日に各地の防災訓練に参加しているほか、三宅島の噴火や米国の同時多発テロ事件などでも実験運用してきた。 今回はイラク戦争が始まったため、総務省が同研究所に要請した。 ＩＡＡシステムのホームページアドレスはｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｉａａ−ａｌｌｉａｎｃｅ．ｎｅｔ／ｉｒａｑ／ (03/21 12:11) |