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2003年03月19日(水) 00時00分

発泡酒、10─16円上げへ 酒税改正で大手各社 東京新聞

 サッポロビールとサントリー、メルシャンが酒税改正に伴う発泡酒とワインの増税分を希望小売価格に転嫁する案をまとめたことが十八日、明らかになった。税制改正法案が月内にも成立し、五月一日から増税される見通しとなったためで、三社は十八日から卸売業者向けに説明を始めた。

 発泡酒では、既に転嫁を決めているキリンビールやアサヒビールと同様、三百五十ミリリットル缶で十円、五百ミリリットル缶では十六円の値上げとなる。これでビール大手四社の値上げ案が出そろった。ワインも七百二十ミリリットル瓶で十円値上げする方針。

 三百五十ミリリットル缶の発泡酒で十円の値上げについて、サッポロなどは「増税分を企業努力で吸収するのは難しい。一円未満を切り捨てる十円の転嫁は消費者に理解されやすい」としている。

 一方、国産ワイン最大手のメルシャンとサントリーなどは同日、最も売れている七百二十ミリリットル瓶と七百五十ミリリットル瓶のワインもそれぞれ十円転嫁する案をまとめた。

 ワインの増税分は七百二十ミリリットルで十円〇五銭、七百五十ミリリットルでは十円四八銭。メルシャンとサントリーは全商品で一円未満を四捨五入し、サッポロは一円未満を切り捨てる。これに伴い、メルシャンは年間約三千万円の損失を見込んでおり、「経費削減などの企業努力で吸収するしかない」(広報部)としている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20030319/mng_____kei_____001.shtml

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