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2003年03月19日(水) 19時13分
身に覚えない取り立て…不審電報相次ぐ 県消費生活センターに苦情４９件 ／群馬（毎日新聞）県内の消費生活センターに１月下旬から、「心当たりがないのに、取り立ての電報が届いた」という苦情が計４９件も寄せられていることが、１８日分かった。県消費生活センターは「電報による身に覚えのない金の請求は初めて。支払い義務の有無を確認しないまま、支払わないようにしてほしい」と注意を呼び掛けている。同センターによると、電報は「最終和解案」と題し、「当社は貴殿の債権を譲渡委任されました。債権回収業者です」と述べたうえで、連絡先の携帯電話番号が記されている。そして「ご連絡なき場合、ご返済の意志がない場合は、家財道具差し押さえ、電機ガス水道の使用止め、ご身内、ご近所への督促、強制執行等を行います」と脅迫めいた文言で締めくくっている。なかには、５０００円もする漆塗りの電報で届いたものもある。 この携帯電話の番号に電話をかけると、数十万円請求され、実際に支払ってしまった人もいるという。不審な電報などについての問い合わせは、同センター（０２７・２５４・３０００）まで。【森直由】（毎日新聞） |