悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年03月19日(水) 20時58分
貸金業者の高利融資 勧誘行為に詐欺罪適用し３人を起訴−−高松地検 ／香川（毎日新聞）全国の多重債務者を狙い、小口の返済実績があれば多額の融資をすると言って顧客をだましたとして、高松地検は１８日、貸金業者「香川ファイナンス」（高松市川島本町）の代表、市原正平容疑者（２４）ら３人を詐欺の罪で起訴した。３人は先月４日、出資法違反容疑で県警に逮捕されていたが、同地検は３人らが「顧客を最初からだますつもりだった」などと供述していることから詐欺罪に切り替えての立件が可能と判断した。貸金業者の勧誘行為に詐欺罪を適用するのは全国でも珍しいという。起訴状によると、３被告は共謀し、０２年１０月から１２月にかけて、電話で融資を申し込んだ岡山県内の男性ら３０〜６０歳代の男女４人に対し、短期間で高利息の小口融資を受けて返済すれば、希望金額の融資を受けられるように装い、４人から計１７万５０００円をだまし取った。 また、県警生活保安課などは同日、京都府内の男性らから同じ手口で金をだまし取ったとして、処分保留とした同社従業員の広田麻希容疑者（２２）を含む４人を詐欺容疑で再逮捕した。被害は４０都道府県約７５０人にわたり、被害額は約３０００万円に上る見通し。 【近藤大介】（毎日新聞） |