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2003年03月18日(火) 12時04分
架空の海外投資話で詐欺容疑、東京の団体事務所を捜索（朝日新聞）架空の海外投資話を持ちかけ、出資金を詐取したとして、警視庁は１８日、東京都中野区中野４丁目の投資信託団体「プレイスブライドＧ」の事務所など関係１２カ所を詐欺容疑で捜索した。同庁は約１５００人から約８０億円を集めていたとみて調べている。 生活経済課と中野署などの調べでは、団体代表（５４）は昨年８月、豊島区の不動産業者（６７）に「米国大使館を通じて米国やカナダに送金し、海外の証券取引業者が高利回りで資金運用すれば、３２日後に２５％の利息をつけて払い戻せる」と持ちかけ、現金２００万円をだまし取った疑い。 ０１年１０月ごろから口コミで集まった主婦や自営業者から、同様の誘い文句で出資金を集めていたという。マルチ商法のシステムを取り入れ、新規会員を勧誘した場合、「紹介料」として、新規会員の出資額の１０％を支払うとうたっていた。 昨秋以降、配当が滞り、昨年１１月に事務所を閉鎖。代表はこれまでの事情聴取に「金をだまし取るつもりだった」と述べているという。 (03/18 11:57) |