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2003年03月17日(月) 21時00分
ヤミ金融の相談急増 “出会い系”など電話関連も−−県消費生活センター ／佐賀（毎日新聞）◇昨年６００１件県消費生活センターがまとめた昨年１年間の相談件数は６００１件となり、前年より７４７件増えた。特にヤミ金融などの債務関係が１・５倍に増え、「相談電話がつながらない」という苦情が出る状況が続いている。 相談の中で最も多かったのは、フリーローン・消費者金融の１２２８件。従来は多重債務や自己破産が中心だったが、昨年は「０９０金融」などのヤミ金融関係が急増した。 江口妙子副所長は「日を追うごとに相談が増え、他の対応が出来なくなるほど。消費者金融から借りられない自己破産後の人を狙ったり、借りていない人の口座に勝手に現金を振り込み法外な金利を要求するなど手口も悪質化している」と指摘する。 また２番目は電話情報提供サービス（出会い系サイト、ツーショットダイヤルなど）の６２５件で前年の２・２倍。使った覚えのないサービス利用料の支払いを求められるという内容が大半を占めた。最近ははがきだけでなく、メールを使った督促も増えているという。 この２つで全体の３割を占め、それ以外では資格取得用教材２３９件▽新聞販売２３０件▽ふとん販売１８５件——の順だった。【古川修司】（毎日新聞） |