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2003年03月17日(月) 08時52分
高利で融資勧誘、詐欺罪で起訴へ…高松、全国初（読売新聞）多重債務者を狙い、法定の最高１５０倍もの利息を取っていたとして香川県警に出資法違反容疑で逮捕された高松市の金融業「香川ファイナンス」経営、市原正平容疑者（２４）ら４人について、高松地検は１６日、詐欺罪に切り替えて１８日にも起訴する方針を固めた。業者の勧誘行為を詐欺罪に問うのは全国初。出資法違反での摘発には多数の被害の特定が必要だが、被害者の協力を得にくいのが捜査の壁になってきた。詐欺は被害者１人でも立件可能で、刑罰も出資法違反より重く、悪質業者の摘発に弾みがつきそう。 ４人は昨年１１月、ダイレクトメールを見て申し込んだ宮崎県内の男性（６１）に「少額で信用力を確認できれば数十万円貸す」と２万７０００円を融資。４週間で法定（日利０・０８％）の約８０倍の金利４万８０００円を振り込ませ逮捕された。 被害者は４０都道府県の約７００人、数千万円にのぼることが判明。金融業登録時の自己資金が約４００万円で高額融資は不可能で、４人が「最初からだますつもりだった」と供述したことから、地検は宮崎県内の男性ほか数件について詐欺罪の適用が可能と判断した。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030317-00000401-yom-soci |