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2003年03月15日(土) 15時50分

賭博客よりサクラが重罪、釈放せず拘置…被告は落胆読売新聞

 大阪・ミナミのバカラとばく店が今年1月、大阪府警に摘発された際、客として単純とばく容疑で逮捕された22人のうち、2人は、にぎわっているように見せかける店側の「サクラ」だったことが、15日わかった。

 一晩100万円の軍資金で客のふりをし、2万円のアルバイト料が入る仕事だったが、2人は、容疑をとばく開張に変えて起訴され、「罰金で済むはずが懲役刑の可能性もあるなんて」と落胆しているという。

 2人は、いずれも住所不定、無職の秋山豊彦(39)、柴田幸宏(37)両被告。

 府警によると、経営者の西本一夫被告(55)(とばく開張容疑で逮捕、起訴)から押収した携帯電話に、秋山被告ら2人の名前が登録されており、西本被告を追及したところ、「サクラとして雇っていた」と自供。2人も「客を装っていた」と認めた。

 秋山被告は関東で経営していたキャバクラ2店が昨年秋に倒産。約3700万円の借金を抱えており、知り合いの柴田被告と一緒に大阪に逃れ、摘発の2週間前にアルバイトを始めたばかりだったという。

 罰則は、単純とばく罪が50万円以下の罰金なのに対し、とばく開張罪は3月以上5年以下の懲役。他の客は逮捕翌日に釈放されたが、秋山被告ら2人は今も拘置されている。捜査員から「とばくの開催側とされ、罪が重くなる」と聞いて、「しばらくは外に出られないかもしれない」と話していたという。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030315-00000207-yom-soci

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