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2003年03月14日(金) 12時17分

大リーグ選手の死、栄養補助食品のエフェドラが影響ロイター

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 3月13日、米フロリダ州当局によると、先月死亡した米大リーグ・オリオールズの投手の死に、栄養補助食品のエフェドラが影響していた。写真は検死結果について発表する検死当局者 (2003年 ロイター)
   [フォートローダーデール(米フロリダ州) 13日 ロイター] 米フロリダ州の検死当局は、先月死亡した米大リーグ、オリオールズの若手投手スティーブ・ベクラー(死亡当時23)の検死結果について、ベクラーがダイエット目的に摂取していたサプリメント(栄養補助食品)が含有するエフェドラが、死に影響を及ぼしたとの見解を明らかにした。
 ベクラー投手は、先月のキャンプ中に熱射病による合併症で多臓器不全を起こして死亡した。
 当局の声明によると、ベクラー投手の血液中から興奮作用のあるエフェドリン(エフェドラ)が多量に検出された。少量の疑似エフェドリンとカフェインも含まれていたという。
 エフェドラは、米ナショナルフットボールリーグ(NFL)、国際オリンピック委員会(IOC)、全米大学体育協会(NCAA)などスポーツ組織の多くで使用が禁じられているが、大リーグではセリグ・コミッショナーが先月、ベクラー投手の死を受けてマイナー契約の選手に使用禁止を通達したが、大リーガーには禁止していない。ただ、選手会はエフェドラを使用しないよう選手に推奨し始めている。
 一方、この栄養補助食品のメーカーは、定められた用法に従えば安全だとしている。
 
 (ロイター)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030314-00000481-reu-spo

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