悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年03月14日(金) 19時57分
個人情報収集狙う文書、社会保険事務所職員装い住宅に投かん−−津 ／三重（毎日新聞）◇戸籍謄本出さないよう注意呼び掛け津社会保険事務所の職員を装い、戸籍謄本などの個人情報を収集しようとする文書が、津市内の住宅に投かんされていたことが１３日、分かった。同事務所にはこれまでに３件の問い合わせがあり、文書はいずれも１１日に投かんされたとみられる。三重社会保険事務局では、戸籍謄本などを提出しないよう、注意を呼びかけている。【山田夢留】 「健康保険制度の法改正によるご確認のお知らせ」と題された文書には、「この春の法改正に伴い、住民票の写し、戸籍謄本、戸籍抄本による皆様のご確認をさせていただきます」などと書かれ、回収方法として、「１４日に担当職員が回収に行くので、封筒にいずれかの書類を同封して郵便ポストに入れてください」と指示されていた。また、「住民基本台帳ネットワークシステムの運営にも関わる」とも書かれていた。 文書の最後には、同事務所に実在しない職員名が書かれていた。文書を投かんされた津市内の男性が１２日に同事務所に問い合わせ、発覚した。ほかにも電話での問い合わせが２件あった。 三重社会保険事務局では「何らかの目的で個人情報を集めようとしたのだろう。事務局が提出書類を自宅の郵便ポストへ回収に行くことはなく、法改正で新たに提出してもらう書類もない」として、文書を見かけた場合は最寄りの社会保険事務所へ連絡するよう呼びかけている。（毎日新聞） |