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2003年03月11日(火) 03時20分

5世帯19人分 戸籍原本を紛失 中京区役所 誤って焼却処分か京都新聞

 京都市中京区役所が今年1月までに、保管している5世帯・19人分の戸籍原本を紛失していたことが、10日分かった。「誤って焼却処分した可能性が高く、情報漏えいはない」として、2月に京都地方法務局に紛失した戸籍原本の再生を申請した。再生には通常2−3カ月かかり、その間、戸籍謄本は発行できない。

 中京区役所によると、1月28日に戸籍を転記していた職員が1世帯の戸籍原本の紛失に気づいた。全戸籍について調べたところ、近接地域の他の4世帯の原本もなくなっていた。市民窓口課で捜したが見つからず、2月20日に京都地方法務局に戸籍の滅失と再生を申請した。戸籍筆頭者は5人とも京都市内在住で、すでに副区長と担当課長が謝罪した、という。

 紛失の原因について、中京区役所は昨年7月から11月にかけて、戸籍を整理し、戸籍原本を収容しているファイルを交換した際に、古いファイルに残っていた原本をファイルごと焼却した可能性が高いとしている。

 京都地方法務局戸籍係は「紛失はあってはならないことだが、京都府内では数年に1回起きている」という。同法務局で保管する副本を基に戸籍を作り直している。

 山田高次・中京区長は「戸籍の保管は最重要業務で、紛失は弁解できず重く受け止めている。原因究明と再発防止を徹底する」と話している。

(京都新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030311-00000001-kyt-kin

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