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2003年03月11日(火) 20時43分

<ワクチン>期限切れを接種 10道府県で2142人 厚労省毎日新聞

 有効期限が切れた新3種混合(MMR)ワクチンが、92年10月〜93年4月に少なくとも10道府県の1〜6歳児2142人に接種されていたと、旧厚生省に報告されていたことが11日、厚生労働省の調べで分かった。同省は「有効期限切れが原因の副作用報告はなかった」としているが、期限切れワクチンの接種防止に取り組むよう、都道府県に指示した。

 昨年末、有効期限(1年)が切れたMMRワクチンが同期間に接種されたとの一部報道があり、厚労省が調査。残っていた当時の資料で、10道府県が期限切れ接種を報告していた。各医療機関の確認ミスが原因とみられるという。厚労省結核感染症課は「重大な問題なので、再発防止のための専門家会議を開きたい」と説明している。

 MMRワクチンは麻しん、おたふくかぜ、風しんを一度の接種で予防できるとして89年4月に導入された。しかし、「無菌性髄膜炎」が多発し、旧厚生省は93年4月に接種見合わせを決定。接種から子どもが死亡したなどと主張する大阪府の夫婦らが国などに損害賠償を求めている訴訟の判決が13日、大阪地裁で言い渡される。 【須山勉】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030312-00000061-mai-soci

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