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2003年03月10日(月) 00時14分

「音質は一般電話と同等」が半数強 IP電話利用者調査朝日新聞

 OCN・ソネットなどインターネット接続業者5社連合が実施したIP(インターネットプロトコル)電話の試験サービスをめぐり、OCNの運営会社NTTコミュニケーションズが、アンケート調査の結果を発表した。不安視されていたIP電話の音質について、利用ユーザーの5割以上が、一般電話と同等かそれ以上と評価した。

 この調査は、5社がADSL会員向けに提供したIP電話試験サービス利用者約4万人が対象。2月にウェブを利用して行われ、約1万人が回答した。

 IP電話の音声品質について、一般電話へかけた場合の音声品質を「一般電話以上」と答えた人は3.7%、「一般電話と同等」は53.6%、「一般電話と携帯電話の間」は28.0%と、全体の5割以上がIP電話の音声品質を一般電話と同等かそれ以上と評価した。また、携帯電話以上と評価した人は8割に達した。IP電話相互の通話についても、ほぼ同様の回答が得られた。

 本格サービス開始後の利用意向については、「ぜひ利用したい」が28.7%、「利用したい」が42.2%と、7割以上が本格サービス開始時にもIP電話を利用したいと答えた。利用したい理由は、「一般電話への通話料が安いから」が92.4%と最高。ユーザーにとって、IP電話の最大の魅力が通話料の安さがであることがはっきりとうかがえる。

 一方で、IP電話利用時の不安点として、「盗聴」「個人情報漏えい」「迷惑電話」などセキュリティー面の問題があがった。

 5社連合はOCN、日本電気のビッグローブ、ソニーコミュニケーションネットワークのソネット、ニフティ、松下電器産業のハイホー。このうちハイホーを除く4社のISPは1日、すでに本格サービスを開始している。ハイホーは16日まで試験サービスを実施し、3月中旬に本格サービスに合流する予定だ。

(03/10 00:10)

http://www.asahi.com/national/update/0310/001.html

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