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2003年03月10日(月) 15時20分

<コーヒー>よく飲む人ほど血糖値低め 東大病院など調査毎日新聞

 コーヒーをよく飲む人ほど血糖値が低く抑えられる傾向があることが、東京大病院と朝日生命糖尿病研究所の調査で分かった。コーヒーの成分に糖尿病の発症を防ぐ効果があることを示唆しており、糖尿病の予防や治療につながる可能性があるという。

 東京大病院糖尿病・代謝内科の五十川陽洋医師と朝日生命糖尿病研究所の野田光彦主任研究員らは、東京都葛飾区の検診に参加した50歳の男女のうち糖尿病と診断されていない計2452人(男941人、女1511人)の空腹時の血糖値を調べた。

 血液1デシリットル当たりの血糖値が126ミリグラム以上が糖尿病、110ミリグラム以上が境界領域とされる。男性の場合、コーヒーを飲む回数が週1回未満の人では19.0%が境界領域だったが、週5回以上の人では9.7%と少なかった。女性の場合でも、週1回未満では6.9%だが、週5回以上だと3.6%だった。

 砂糖やミルクを入れて飲んでいる人も調査対象に含まれているが、血糖値への効果は詳しく分析していないという。

 一方、紅茶や緑茶、ウーロン茶でも同様の調査をしたが、血糖値への効果はみられなかった。

 研究グループは、コーヒーに含まれる成分のうち、カフェイン以外のクロロゲン酸やマグネシウムなどに血糖値を抑える効果があるのではないかとみている。

 野田主任研究員は「今後は糖尿病の発症との関係について研究し、予防や治療につなげたい」と話している。 【河内敏康】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030310-00001084-mai-soci

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