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2003年03月06日(木) 16時10分

ネットカフェで暗証盗み1600万引き出した2人逮捕読売新聞

 インターネットを使って、他人の銀行口座から約1600万円を引き出したとして、警視庁ハイテクセンターと中央署は6日までに、川崎市宮前区土橋、無職羽片光容疑者(35)を不正アクセス禁止法違反、窃盗などの疑いで逮捕した。

 また、窃盗容疑の共犯として東京都文京区大塚、会社員中橋悟朗容疑者(27)を逮捕した。羽片容疑者は、インターネットカフェのパソコンに、入力情報を記録できるソフトをあらかじめ仕掛け、ネットバンキング利用者の暗証番号などの情報を入手していた。

 調べによると、羽片容疑者は昨年9月18日、渋谷区内のインターネットカフェのパソコンから不正に入手した都内の自営業男性(43)の口座番号、暗証番号を使い、外資系銀行にあった男性の口座から別の架空口座に約1650万円を送金し、中橋容疑者に指示して1600万円を引き出した疑い。

 羽片容疑者は、キーボードに打ち込んだすべての情報を記録するソフト「キー・ロガー」を、2年前から都内のインターネットカフェ13店舗のパソコンにインストール。数週間ごとに、それぞれの店を訪れて、暗証番号やパスワードなどを入手しては、他人の銀行口座をのぞいていた。逮捕時に、銀行やクレジットカードの暗証番号など720件と出会い系サイトの女性利用者のプロフィル195件をネット上に保管していた。警視庁は余罪があるとみて調べている。

 「キー・ロガー」は、インターネットでだれでも無料で入手出来るうえ、ネットカフェのパソコンにインストールしても簡単には気付かれないという。警視庁は、「暗証番号などの情報が盗まれる危険性がある」と、ネットカフェ利用者に注意を呼びかけている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030306-00000409-yom-soci

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