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2003年03月06日(木) 20時29分
＜３人自殺＞互いに本名知らず、メール交換後に初対面 津市（毎日新聞）津市内の山中で男女３人が乗用車で練炭を燃やし自殺した事件で、車内に残された同市の無職男性（２４）の遺書から、３人は互いに本名も知らずに２週間ほどメール交換した後に初めて会い、自殺をしていたことが分かった。津署の調べでは、車内には男性が署名した手書きの遺書が残されていた。「今回は私１人ですべての準備ができるようなものではありませんでした。一緒にいる２人は本名も知らないただ自殺するためだけに出会った２人です」「２週間近くメール交換をして、自殺したいという意思で集まって、なぜ死にたいということは知らず、ただ安楽に死にたいという目的のために集まった」などと書かれていた。 車内にあった男性のパソコンを県警で調べたところ、文書ファイルが一つ残っていただけで、メールなどは一切なく男性が自殺する前に消去したとみられる。 残っていた文書は２月１９日、２１日付。１９日付は自殺方法が書かれ、２１日付には「出会い系サイトで知り合ったなどと騒がれるでしょうから不要なファイルは消して置いたほうがいい」などと記されていた。 また、愛知県蒲郡市の無職女性（２０）の自宅パソコンからは、１月２４日から２月１０日まで自殺願望を複数の人に打ち明けたメールが残されているのが見つかった。 【山田夢留、影山哲也】（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030307-00000039-mai-soci |