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2003年03月06日(木) 20時05分

悪質商法に苦情8800件 紙芝居で啓発−−川端平安レディースと川端署 /京都毎日新聞

◇高齢者ら巧みな話術にご注意
 点検商法や訪問販売など悪質商法に関する苦情や相談が、昨年4月から2月末までで約8800件も京都市市民生活センター(中京区)に寄せられていることが分かった。数年前までは年間6000件程度だったのが、00年度に7000件を超えてからは増加の一途。特に高齢者が狙われる傾向にある。
 近年多いのは、屋根や床下の点検など住宅リフォームに絡む相談。「放っておくと危険だ」などと不安をあおって契約させるケースや、契約解除の申し出が放置されるケースもあるという。
 また、スーパーの近くなどで商品を無料で配って客を集め、巧みな話術で興奮状態に陥れ「これで寝れば長生きできる。今なら特別価格で提供する」などと高額な布団を売りつける催眠商法や、「関節の痛みに効く」などとPRする健康食品の訪問販売などに関する相談も多い。
 管内に高齢者が多い川端署(左京区)は女性防犯推進委員でつくる「川端平安レディース」と協力。口車に乗せられて高額な羽毛布団を買わされるお年寄りを題材にした紙芝居「もう だまされしまへんえ!」を製作、このほど高齢者が集まる集会で初披露した。
「必要ない物ははっきり断る」
 上演後、お年寄りからは「同じような商法に巻き込まれそうになったことがある」との体験談や「誤って契約してしまった場合はどうすればよいか」といった質問が出された。署員やレディースのメンバーは、契約から一定の期間内ならば無条件で契約を解除できる「クーリングオフ制度」を説明したり、「必要のない物ははっきり断る」「販売員をむやみに家に上げない」などと具体的にアドバイスしていた。 【林由紀子】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030306-00000001-mai-l26

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